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01/28/2009 神の雫 第3話
田辺誠一@一青さんの恍惚溢れる怪演にホレボレ~一青さんが出ると目が釘付け。凄い人だぁ~@@
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見たんだ!二十歳の誕生日の時にオヤジの裏切り。

あの人はオレと母さんにずっとウソをついていたんだ。

シャトー・ムートン・ロートシルト 85年

雫@亀梨和也はその日に父親の裏切りを知り、このワインを封印したようですが

でもそれを乗り越えるために飲んだというところです。


一方、一青@田辺誠一はロベール@竹中直人の判定にショックを引いています。

そして雫の会社は契約解除が相次ぎ危機が訪れています。



今週の対決がやってきました。

第ニの使徒。

そのワインで私は団欒を楽しむ。ある冬の日、私は叢で友達と遊びまわっていると

夕焼けが辺りを真っ赤に染め、どこからともなく夕食の香がした。

空き地の草のにおいと上等なハーブやスパイスが鼻をくすぐり私は家路を急ぐ。

だが途中道に迷ってしまった。

泣き出しそうになる私に優しげな男性が声をかけ手を差し伸ばし、一粒のお菓子をくれた。

ほっとするような甘さ。

考えられないほどの芳醇さ。

私はその男性に手をひかれ気がつくと家の前にいた。

中から団欒の声が聞こえた。

私はぬくもりを求め木の扉を開けた。


一青はそのまま出て行きますが、雫はまたしても父からのラブレターを貰っていきます。

あの父が「団欒?」と疑問ですが

ロベールは雫の知っている父は本当の父親か?と問いかけています。


藤枝@辰巳琢郎の店でみやび@仲里依紗に相談。

これまでの表現と違って昔懐かしい親しみやすさ、安心感がるがあるという雫。

みやびは神咲に「団欒」が・・と不思議感。

セーラはお菓子にこだわり貴腐ワインとかと案を出します。

貴腐ワインとはなめらかで芳醇な味わいのデザートワイン。

藤枝がさっそく出してくれます。

夕焼けのイメージがないという雫ですが、夕焼けから赤ワインを連想する藤枝。

そこから、デイリーワインにつながっていきます。

食卓にも並ぶ毎日飲む庶民的ワイン。団欒に繋がるのでは?と雫。


みやびは雫になんの助言も与えることができず落ち込みますが職場で引きずり失敗。

クビになります。そこにいた客が幼なじみの高杉新一。


実は高杉は劣化したブランドワインを安価で売りさばくことで台頭してきたというカリスマ経営者。

藤枝の店でその話をしていたところにみやびが高杉を連れて登場。

デイリーワインを飲む雫を揶揄します。

ブランドを背負った雫が羨ましいという高杉ですが、ワインは中味ではなく、ブランドのイメージが

価値を高めるというのです。

それには雫は顔をしかめています。

神咲豊多香の息子である雫は生まれながらにしてブランド人間であり得をしてきただろうという。

雫はワインでもブランドではないノンブランドが人の気持ちを動かすことだってあると反論。

でも、高杉は「ブランド」に勝る「ノンブランド」があるわけがないと断定です。

雫はあくまで「ある」とこだわり挑戦的ですが、高杉はあるならば飲んでみたいとまた挑戦状。


帰り道、高杉を弁護するみやびですが、状況を聞くと仕事ばかりに没頭して家族を省みなかった

自分の父親とにているという雫です。高杉にノンブランドワインを用意してあげるというのでした。

高杉の心に何か訴えるようなもの。それが使徒の対決にも繋がると思うという。


雫の父は仕事で母の死に目にも会えなかった。

けれど二十歳の誕生日の時にオヤジの裏切りを知った。

1990/12/19、母さんが死んだ日、オヤジは「ほのか」という女の人と一緒にワイン飲んでた・・。

問いただしたら否定もせずそこに書いてあるとおりだと言っていた父。

ワインを封印したつもりでいたが今は飲みたくてたまらない、どうしてだろう。

まずは高杉に飲んでもらう、団欒をイメージする庶民的ワインを探し出すという。


ロベールのところに来た一青。自分に足りないものは何かと聞いています。

ロベール先生も変なところに住んでますよね。髪もあれだし一歩間違うと強制退去させられそう^^;

土に入れているワインを掘り起こすことで何かを見つけるみたいです。



五大シャトーよりもおいしい3000円以下のデイリーワインを用意したら、業務提携するという契約を

高杉と交わしてきたという雫。

会社では喜ばれたものの、ハードルが高いと言われています。

そもそも5大シャトーって何か?

シャトー・マルゴー

シャトー・ラトゥール

シャトー・オーブリオン

シャトー・ムートン・ロートシルト

シャトー・ラフィット・ロートシルト


河原毛のセラーに入ってたようでいきなり試飲しちゃった雫。部長さん、倒れそう・・・アハハ



マキは雫について調べたということを霧生に話していますが、ワインを飲み始めたばかりの素人に

遺産を渡すのはおかしいとまで言い出してます。

自分の側についたら報酬を払うといいますが即断る霧生@戸田菜穂です。

そしてほのかについても聞かれますがもちろん知らないと答えました。

もし「ほのか」が女性ならこの霧生がその人かも・・・


ワインのテイスティング会場にいる一青ですが、どんどん目が据わってイッテルような感じ・・あはは

自分に足りないものは渇き・渇望だという結論です。



高杉はみやびに秘書として自分のそばにいてほしいと言いました。

みやびはほっとする子なのだそうです。

いろんな人にワインを楽しく飲んで欲しくてソムリエになったのに、疲れてしまったというみやび。

高杉はワインは雫のようなブランド人間のものだという、自分ら庶民には縁のないものだと。


みやびは藤枝の店に行きますがそこでセーラと話している雫を見て帰っていきます。

おいかける雫に、もうワインをやめて秘書になると言いました。


高杉に出すデイリーワインが見つからない面々ですが河原毛がテイスティング会場をみつけました。

2000年の赤ワインというテーマですが、飲み残しを試すことができるというもの。

さっそく飲み始める雫。ちゃんと洗い物をしながらですからごりっぱ。


一青は部屋にこもり、士気が高揚しています。んもう・・面白くてたまらん。

渇望ということで、飲まずにコルクのにおいをかいで飲んだふり。

ほぼ何かが憑依しています・・爆


そのころ、雫もひとつのグラスで団欒風景が浮かびました。

見えた・・・。

そして、高杉の会社です。

3本用意したという。

シャトーラフィットと、他のデイリーワインが2本。

高杉の舌にピンときたのは、デイリーワインだった!

3000円のユッセリオ  コート・デュ・ローヌ

再び飲んでみるとやっぱりおいしい。子供の頃に食べた甘栗のようだと高杉もいう。

いつも誰かと一緒だったからおいしくのめていた。

ワインはブランドが全てじゃないという雫。



一方、一青にも降臨したようです(爆

グラスをがらがらと落として、コルクをなめて、「私は団欒を楽しむ・・・」

マキがそのワインを注いでくれました。なんで部屋のなかなのに毛皮なんだ。

「おおぉ~~・・」・・・すんごい恍惚の顔・・爆笑!!

んもう・・この一青がすごくておかしくてたまんない~~~ぎゃはははは

とにかく一青も決まったようです・・



高杉は気づいています。

オヤジは豆腐屋として何十年も同じ味を守り続けてきた。コレこそがブランドだということに。

伝統がもたらす安心感が重要だと。

みやびも秘書じゃなくてまたソムリエに戻るというのでした。

そして、安心感って庶民的ってことじゃないとみやびが気づきます。

雫に教えてあげないと・・でももう遅いか。



いよいよ対決の日。

雫から。

目覚めよバッカス。

グラスを回して口にしますが、見えてきた父親の挑戦状の通りの風景です。

しかし「足りない」とつぶやいた雫。

グラスを置いてみますが・・・

ユッセリオ コート・デュ・ローヌ 2007年


一青も同じく飲みます。この恍惚の顔・・たまんないわ~~

懐かしき団欒・・

ドメーヌ  ベゴー・キュベ・ダ・カポ 2000年

100年にもなる老木になったブドウからできたワイン。

手を引いてくれた人は老人だと気付いたという一青。

確かな安心感があったという。


見知らぬ男性の後をついていったが不安な気持ちは残ってなかったかと雫に聞いてる一青。

そして一青の勝利なのでした。

ひえ~~よくわかったもんだよね。

大事なのは名前でも値段でもないただひたすら味。

だからブランドワインは常に一流であるための努力が不可欠。

ブランドは一日にしてならず。

神咲は名前だけじゃない価値を伴った真のブランドを認めてきた。

最初からブランドをはずして使徒を探していたならば

雫自身がブランドから逃げ、ノンブランドに迷い込んでいたことになる。

一言も返せない雫・・うう・・かわいそう・・涙



一人、ワインを飲み落ち込む雫にみやびがやってきました。

何だかんだと雫を励ましています。

翌日みやびは雫の会社の契約社員で入ってきました。

これでますます雫の応援というわけ。


マキはロベールにほのかについて教えてくれるように言いました。

歌いだすロベールです。


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営々と築いてきた確かなもの。

その価値は名だけではなく中味が伴ってこそ生きるもの。

真の価値をみつけることが大事であって、中味のない外側だけのラベルで判断しないように。

父の教えなのでしょうか。

一青は渇望の末に、味こそが一番という結論に達し、そこでホンモノの味を見つけたというところ。

確かにこの勝負は一青のものでした。

神咲の息子として毛並みの確かさでは雫はまさに人の羨むところ。

ここから真の価値をもてるかどうかは本人の努力次第だと遠い空から教えてくれてるようです。



お坊ちゃま雫をすらっと自然にスマートに演じる亀ちゃんに対して

一青の激しいまでに神がかった演技は爆笑でもあり、すごいことでもあり。

もう目が離せないところにきています。

この怪演、きっと話題になりますよね^^

亀ちゃんと好対照な田辺さん。

二人を見比べるのも楽しみです。


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