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たまりに溜まった録画をようやく見終えました。昼ドラですが、のめりこんで見ましたよ~。

前回の記事は⇒こちら

先週の金曜日(2/20)に最終回だったのですが

今も検索ワードが入ってきます。

人気だったのですね。


前回予想した通り、海司の健太母子への関わりは

工事現場での事故があり、海司の身代わりとなった先輩の家族だったのでした。

しかし、海外での心臓移植に1億かかるというのも大変なものです。

たいていは寄付を募ったりしますが、

海司はホストで貯めた6千万と実家のオリーブ園を担保に3千万他で自前で用意しちゃいました。

その若さで凄すぎる!

健太母は費用に関しては断っていましたが、海司の強い押しで受け止めていました。

この辺の運命というところが凄いことですよね。

夫だった人が工事現場で昼夜休み無く働き続けても1億という大金は用意できなかったでしょうし、

心臓の悪い子供がいながら生命保険などに入っていなかったのも疑問があります。

とにかく健太の病状は悪化し、一刻も早い移植が望まれたのでした。


美波は陸と結婚寸前までいきますが父親の反対に遭い断念します。

陸は反対を押し切ってでも美波との結婚を希望していましたが、

美波は陸が成し遂げたい使命を支える力が足りないと自覚し、自分から身をひきました。

確かに病院長夫人ってさまざまな面で大変そうですから

美波には厳しい面もあるかもしれません。

陸はその後、留学しています。

少なくともドラマのオンエア時は独身を通していました。


美波にはもう一つ災難がありました。

それはイラストですが、依頼されたイラストが美波の名ではなく別名で世にでたことでした。

著作権など書類での契約などせず相手を信頼した挙句の出来事でした。

その悔しさに身もだえしますが、法的手段に訴えることもせず泣き寝入りをしています。


陸との婚約破棄や、イラスト事件など降りかかってくる災難に

友人も小豆島の家族も美波の悔しさを共有しています。

そしてそれは海司も同じでした。

そのうち海司も心が揺れ始めていきます。


いよいよ、健太の病状が悪化し渡米が近付きます。

ある日、健太ママが美波を呼びますが

それは海司と結婚すると告げることでした。

美波は海司一筋ですが、健太母子のために耐えています。

海司も美波への気持ちは変らないようで美波に本心を打ち明けようとしますが

健太母子のためにも美波はきっぱりと拒絶しています。

「これ以上、私を苦しめないで」

海司は遅すぎたと悔やみますが、結果として健太母子と渡米していきます。


それから時は過ぎていきますが、

「サルくんとブタさん」の絵本が出版されることになりました。

その記念パーティが奇しくも個展を開いた会場と同じにしたのは

海司が今度こそ来てくれるのではと淡い期待もあったのでは。

渡米した海司ですが、健太の移植は無事終わったと報告があります。


さてもう一つの不幸がやってきます。

小豆島の母がガンの再発で倒れたとのこと。

危篤になってようやく美波に知らされたのでした。

美波はもっと母と一緒に居たかったと泣きますが、

母は美波の足を引っ張らないために隠し通したのだと説明しています。

その後母のビデオ遺言で後悔しないようにと言われています。

同時にパールのネックレスも残されていました。


ちょうど海司もアメリカから帰国。

健太たちをつれて小豆島にやってきました。

そして美波の母の死に対面することになりますが、

ますます美波を支えたい思いが強まったようです。

美波自身も後悔しないために小学校に海司を呼び出し

本心を打ち明けますが、それはただの告白であり

それによって海司をひきとめるという気持ちはありません。


一方、健太ママは美波の出版した絵本は

海司への「ラブレター」だということを理解します。

いつしか海司を美波のもとへ返そうという気持ちがわいてきたようです。


あくまで健太母子を思って自分のことは考えない美波でしたが、

図書館に海司が現れ、プロポーズ。

ようやく素直に海司の元へと戻るのでした。

ラストシーンはウエディング。

胸には母からもらったパールが輝いていました。



海司に恋をしてそれからずっと海司を思い続けた美波に神様がご褒美をくれました。

しかし、運命とはまさに運命でイジワルに翻弄するものですね。

紆余曲折を経て二人が結ばれた今こそお互いを尊重し大事にできるのかもしれません。

とにかく良かったと思います。

気になるのは担保にしたオリーブ園の借金返済などはどうなるのかという点ですが

少しずつ返すにしても普通の仕事じゃなかなか返せませんよね。

海司の身代わりになってくれた先輩がいたということで

家族も快く差し出してくれましたが、もしもオリーブ園がなかったらどうしたんでしょうね?


全編手話で通した作風もすばらしかったですが

出演者もそれは猛特訓したことと思います。良く頑張りました。

というか、美波のために皆が覚えてくれたというのがすごく羨ましいような子ですね。

私なんかは文字が出てこないと全然読み取れないのですが

手話表現にもいろいろあるんですね。


「これ以上私を苦しめないで」と海司に美波が訴えたシーンですが、

私なんかは

「今」 「上」 「私」 「苦しい」 「無い」

というような単語の羅列を順番に出しながら、あとはゆっくりと口で言います。

まずは喋ってるのをそのままです。

美波はこれを

「私」 「苦しい」 「最後」

と表していました。(と、記憶)

なるほどね・・・

視覚言語って奥が深いです。

てか、この順番のひっくり返り方などがいまいち理解が足りないのよね。



とにかくあっちにこっちに美波を翻弄した運命でしたが

思い合う二人がちゃんと結ばれた結末になりほっとしました。

やっぱり美波には幸せになって欲しかったもんね。

いいドラマをありがとうなのでした。

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