キヨタンのお葬式は泣けた~。こういうシーンは辛いですわ・・・
小学生の母親として、また妻として、ごく普通の生活を送っていた主婦の野口さつき(稲森いずみ)。しかし5年生の息子・智也(嘉数一星)が、小沢聖子(板谷由夏)の息子・清貴(佐藤詩音)を殺害した罪で警察に保護されてしまった。淡々と殺人を認める智也に、さつきと夫の和彦(山本太郎)は「なぜうちの子がこんなことを・・」「自分たちの育て方が間違っていたのか・・」と悩み苦しむ。いっぽう聖子もまた、ニュースで小学生が犯人だという事実を知りショックを受けていた。だがなによりも聖子を苦しめていたのは「私がランチのために15分家を空けなければ、キヨタンはいなくならなかった」という、母親としての責任と後悔の念だった。見えないキヨタンにあやまり、話しかける聖子の様子を、娘の美帆子(川島海荷)や夫・秀昭(佐野史郎)は心配する。


やがてさつきと和彦のマンションにはマスコミが殺到し、ドアに落書きがされるなど、嫌がらせが相次ぐようになる。そんななか清貴の告別式が行なわれることを知ったさつきは、告別式へ向かう。しかし、最愛の息子を奪われた小沢家の悲しみに触れたさつきは、いたたまれなさにその場を立ち去ってしまう。そんなさつきに智也の事件を担当する家庭裁判所の調査員・富田(田中美佐子)が声をかける。自身も小学4年生の息子の母である富田は、堅く心を閉ざした智也に対しても気さくに温かく接し、智也も少しずつ心を開いていく――



さつき@稲森いずみが智也@嘉数一星のもとにやってきましたが、大きなおにぎりを田中美佐子から

もらって食べてるところでした。

智也・・信じられないママはどうしてこうなったのかわかりません。

何があったのか本当のことを言って。

「本当だよ」

うそ!ジャンパーだって何か理由があるんでしょう?ほらみんなに説明しなさい。

お口ついてるんでしょ!

静かに見上げた智也は「おかあさんこそ、耳ついてんの?」

絶望なほど母親と息子は対極にいるようです。

そこに父親@山本太郎が入ってきますが、とどめのように

「刑事さん、僕が殺しました」ときっちり言う智也でした。

さつきのうろたえ方といったらかわいそうでたまりませんが、

殺害に至るまでの間に智也にささくれてしまう何かが学校であったのかもしれませんが、

この親子の雰囲気から両親の智也に接する態度に多少、難があったのかもと想像がつきます。

でもそんな一面的なことではないはず。

ウソって言って・・智也・・・

智也を揺さぶるさつきを落ち着いてくださいと廊下に出す刑事さんたちです。

野口の両親は警察で智也の犯行と間違いないことを説明されていますがとうてい信じられない二人。


マスゴミは小沢家の門前で実況ニュースですが、15分前に目撃者がいたということを言っています。

小沢家ではママがキヨタンの部屋でかわいいキヨタンを思い出し涙です。

聖子@板谷由夏は飲まず食わずですが、自分がランチして遅れたためにキヨタンが死んだと

自分を責め続けていて、夫@佐野や姉@川島も母を心配しています。

少なくとも母のことを二人が責めてないのがこの家族のすばらしいところです。

警察に電話しても未だに犯人が誰かを教えてもらってません。


しかし、野口のマンションではすでに家宅捜索がはじまり、智也のさまざまなものが外に運ばれていて

周りは人垣ができるくらいの野次馬です。

仲良くしていた近所の花屋の人も娘と同じ学校だったことで智也の犯行とわかったようです。

がらんとした部屋に帰ってきた両親ですが、智也に会うのが恐いという父でした。

そのうち、近所の嫌がらせが始まり、窓から石が投げられていますし、ドアには人殺しという貼紙です。

さつきはこれからどうしたらいいのかと言いますが、

夫はこの先は一生この重荷を背負っていくことになると予想は付いています。


智也は児童鑑別所に送られそこで保護されていくようです。

この子は何も言わず、自分のしたことを黙って受け止めていて取り乱したりもしていません。

さつきは智也の夢をみますが、悪い夢だったせいで起きてもまだ気持ちが沈んでいます。

夫は会社に命をかけているから出勤するといっていますが、こんな時に行っても無理では?

マンションの入り口にはマスゴミが詰め掛けていますが、裏口から出て行きました。


家庭調査員の富田@田中美佐子は息子のゲームに夢中になり寝不足だったという話です。


テレビで清貴くんの葬式をするニュースを見てさつきはまずおまいりにいくべきだと出ますが、

詰め掛けたマスゴミに一瞬怯みながらも無言で出て行きます。

裏口から出て行った夫とは対照的です。

会社での野口は実力のある人ですが智也の件を話したとたんに上司の態度が裏返りました。

結局会社ではどうしようもなく自宅待機と言われてしまったそうです。


清貴のお葬式では父親の挨拶が続いていますが、

いつもニコニコして誰にも愛想がよく虫たちでさえも可愛がり・・とにかく可愛くて仕方のない子だったと

涙ながらに語るので、こちらも滂沱の涙です。

清貴は私たちの太陽だったということを、話していますが、

その清貴を奪ったのがまだ幼い少年だと言うことで混乱しているといいます。

でもたとえ少年でも清貴を殺さないで欲しかったというのが家族の思いです。

お葬式にたどり着いたさつきですがこのような挨拶を聞いては

とても簡単に謝罪などできない気持ちです。

よろよろと帰っていきますが、それを家庭調査員の富田が追いかけてきました。

今後、智也の事件を担当すると言っています。

取り返しのつかないことをしてしまって・・号泣のさつきですが、富田の柔らかい笑顔に救われます。

智也に会うのが恐くて辛いというさつきに

親子の関係は片思いの恋愛ににていると昔の上司が言っていたことを伝授しています。

一歩踏み出さないと相手の状況には辿り着けないと謂うことです。一緒に答えを見つけると約束。

帰り際、「智也君のこと好きですか?」と笑顔で聞き、走っていきました。

考え込むさつきです。


家に帰ったさつきはマンションの貼紙に萎えそうですが、家に帰ると夫が酒びたりでまいっているのが

さらに追い討ちをかけます。そして人殺しは出て行けという電話までがしつこく二人を追いつめます。

お前は何にもわかってないという夫です。自分のことも智也の事も。なんでさつきを責めるのでしょうね。

夫自体が会社に行くようなバカをしているくせに。

結局、このマンションは出て行くしかないといいますが、売るの?売れる??

生活はどうなるんでしょうね?

さつきは母に電話してみました。

まだ事件のこともしらずのんびりの会話にちょっと救われます。

しかし泣き声になってしまったさつきは事情を説明したみたいですね??



小沢家ではキヨタンの喪失にママは虚脱状態ですが、

姉の美帆子はママは天国で会えるからいいけど

自分は消えちゃえと言ったから地獄にいくと思いこんでいます。

この子も両親の痛みを全身で受け止めてるから救済しないとこわれそうです。


さつきは実家に帰りますが、母と妹は事情を飲み込んでるみたいです。

勤めて明るくさつきの気持ちをほぐし盛り上げようとしています。

栗蒸し羊羹は母の得意ですが智也も好きだったとつい言ってしまい沈黙。

事件はなにか理由があったのでは、どうしてこんなことにと泣き出します。

さつきも何もかも変わってしまってどうしたらいいかわからないと泣きます。

ママにも母がいてくれてこうやって支えてもらえるのは心強いです。

夫が頼りにならないだけに・・・

洗濯している母を見てふいに富田の言葉がよみがえります。

智也君のこと好きですか?

急に晴れ晴れとなり母に感謝しながら、雑炊を食べ始めるさつきでした。


小沢家では美帆子は登校を再開。

辛い現実を乗り越えようとしているこの子もえらいです。

もう抱きしめることもできないと遺骨を抱える聖子ですが犯人にも死んで欲しいと憎しみが募ります。

夫は何もいいません。


富田は智也と向き合い、話しますがまずはココロをほぐすことから。

ゲームの話をして少し親近感が沸いてきたようです。

息子の話も勉強嫌いだし時々ウソつく子だけど悪い子じゃないということは言います。

こんなあっさりした親子関係がいいのかもしれません。

智也は黙り込みました。

さつきは手作りのお弁当を持ってきますが規則で食べさせることはできないようです。

この前の答えですが

私は智也が好きです。私はあの子の母親ですから。

キッパリと告げるさつきにハイと答える富田。

何をしたらいいか分からないけど・・

大丈夫ですよ。もう一歩は踏み出したのですからと笑顔です。


独房にいる智也に母親の面会のことが伝えられています。


******

智也の保護されているところも子供でもほぼ刑務所と同じ様な感じなんですね。

ワンルームにトイレが見えているのもすごい作りだわ・・・


キヨタンを失った小沢家と智也を取り戻し作業に入る野口家というところですが

二人の母親が好演していてどっちにも感情移入してしまいます。

そんなところに、富田@田中美佐子の柔らかい明るさがとってもいい感じでとけこみ

女神のように見えます。


マスゴミは相変わらずですが正義を武器に何をしても許されるのかそこを試されているところです。


しかし冒頭の会話は緊張しました。

口があるから説明しろという母にはちょっと付いていけない気分になります。

いつもこうやって理詰めで子供を追いつめていたのかもしれません。

だから反撃に出た智也ですが

「お母さんこそ耳付いてるの?」には憎しみがこもっているようです。


愛情を込めて精一杯育ててきたという二人の母親。

みんな子育てなんて初めてだし、手探りなもの。

自分が育った家庭を思い出して同じ様にするのが精一杯でしょう。

多少の違いがあっても家庭環境が悪いということだけは絶対に言ってはならないように感じます。




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